
院長:渡辺お気軽にご相談ください!




顔の半分が突然動かなくなり、重い病気ではないかと不安でいっぱいになりますね
朝起きてうがいをしようとしたら水が口からこぼれてしまったり、鏡を見て自分の顔が歪んでいることに気づいたりすると、本当に怖いですよね。
「もしかして脳梗塞かも」「このまま一生顔が歪んだままだったらどうしよう」とパニックになってしまうのも無理はありません。
このページにたどり着いたあなたは、突然の出来事に驚き、急いでインターネットで対処法を探し、顔面神経麻痺という言葉を知って不安な気持ちのまま当院のページを見てくださっているのだと思います。
実際に私の治療院にも「早くなんとかしたい」「今の病院の治療だけで本当に元に戻るのか不安」と駆け込んでくる方が少なくありません。
適切な時期に正しい治療とケアを行えば、多くの方が元の自然な笑顔を取り戻せるのです。
この記事では、長年顔面神経麻痺の患者さんと向き合ってきた鍼灸師の視点から、あなたが今抱えている不安を少しでも和らげ、回復への正しい道筋をご案内します。
症状について詳しく知りたい方は、顔面神経麻痺の専門ページもあわせてご覧くださいね。
顔面神経麻痺は、ある日突然、顔の半分だけが思うように動かなくなる症状です。昨日まで普通に笑って会話していたのに、朝起きたら片方の顔が垂れ下がっているということが本当に起こります。
顔が動かなくなって一番心配になるのは、脳卒中や脳梗塞などの命に関わる病気ではないかということです。
もちろん脳の問題で顔が動かなくなることもありますが、その場合は手足のしびれや、言葉がうまく出ないなどの他の症状も一緒に出ることがほとんどです。
もし手足に力が入るし、言葉もしっかり話せるのに、顔の片側だけが動かないのであれば、それは「末梢性」の顔面神経麻痺の可能性が高いです。
まずは落ち着いて、耳鼻咽喉科や神経内科などの専門医にしっかり診てもらうことが最初のステップになります。
末梢性の顔面神経麻痺の中で、最も多いのが「ベル麻痺」と呼ばれるものです。
これは顔の神経が通っている管の中で神経が炎症を起こして腫れてしまい、うまく神経の命令が伝わらなくなってしまう状態です。
全体の7割近くがこのベル麻痺だと言われています。
次に多いのが「ラムゼイハント症候群」です。
こちらは水ぼうそうのウイルスが原因で、耳の周りに水ぶくれができたり、耳鳴りやめまいを伴ったりすることがあります。
ベル麻痺に比べると症状が重くなりやすい傾向があるため、より慎重な治療が必要になってきます。
病院に行くと、まずはステロイド薬や抗ウイルス薬が処方されます。これは神経の腫れやウイルスの増殖を抑えるためにとても重要な初期治療です。
病院の薬は通常1週間から10日ほどで飲み終わります。
その後はビタミン剤や血流を良くするお薬を渡されて「あとはリハビリをしながら様子を見ましょう」と言われることが多いはずです。
でも、患者さんからすると、顔の動きがまだ半分も戻っていないのに様子を見ましょうと言われても、本当にこのままで治るの?もっと他に治療はないの?と焦ってしまいますよね。
実際にこの時期に不安になって、当院に相談に来られる方が非常に多いのです。
顔が動かないからといって、焦って顔を強くマッサージしたり、無理に顔を動かそうとしたりするのは実はとても危険です。
百面相のように顔を大きく動かす練習を頑張りすぎてしまうと、かえって筋肉がこわばってしまったり、「病的共同運動」といって口を動かそうとすると意図せずに目が閉じてしまうような後遺症を引き起こす原因になることがあります。
リハビリは強引に動かすのではなく、優しくなでるように筋肉を緩めたり、鏡を見ながら正しい動きを少しずつ再学習していくことが大切です。
自己判断で無理な力を加えないように気をつけてくださいね。
病院の治療以外に何ができるの?と悩んでいるあなたに、ぜひ知っていただきたいのが鍼灸治療という選択肢です。
顔面神経麻痺の回復には、傷ついた神経にしっかりと栄養と酸素を届ける血流が何よりも重要です。
お薬は全身に効果を行き渡らせるものですが、鍼治療は狙った場所にピンポイントでその部分の血流を集中的に改善させることができます。
当院では顔にたくさん鍼を刺すのではなく、首や肩、耳の周りの筋肉の緊張を丁寧にほどいていくことを大切にしています。
実は、顔面神経麻痺の方は首や鎖骨周りの動きが非常に硬くなっているという共通点があるのです。
この緊張をほぐすことで、顔に向かう血流がスムーズになり、神経の回復を強力に後押しすることができるのですよ。
顔面神経麻痺は、発症から時間が経てば経つほど、回復に時間がかかります。
病院の初期治療と並行して、あるいは薬の服用が終わっても変化が見られないのであれば、できるだけ早い段階で鍼灸治療を取り入れることが、症状改善の有効手段であると言えます。
鏡を見るたびにため息をつき、人前に出るのが億劫になってしまっていませんか?
このまま治らなかったら仕事はどうしよう、友達との食事も心から楽しめないと、孤独に悩んでいるのはあなただけではありません。顔の症状は心にダメージを与えてしまいますから、不安になるのは当然のことです。
一人で悩みを抱えず、いつでも当院にご連絡をください。

