お気軽にご相談ください!
【過敏性腸症候群】食べると起こる左下腹部痛と下痢
過敏性腸症候群で来院された女性(10代/学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
3年前の高校受験時のストレスで、左下腹部の痛みと激しい下痢を発症する。
現在は大学受験を控えており、昼食時や人が多くてトイレに行きづらい学校や塾で、腹痛と下痢の症状が出現する。
来院に至るまでの経緯
消化器内科で過敏性腸症候群と診断される。
イリボーや桂枝加芍薬湯を服用するものの、昼食後の腹痛と下痢はなかなか改善せず、食事もスープだけに制限せざるを得ない状態になる。
受験に向けて少しでも症状を和らげたいと考え、治療法がないか調べている時に当院のホームページを見て来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- みぞおち周辺の緊張
- みぞおち周辺の圧痛
- 左下腹部の緊張
- 背部T9周囲の緊張
検査、所見結果の分析により、胃の周囲や季肋部、左下腹部の筋緊張が顕著である。
施術内容と経過
胃の辺部や季肋部、左下腹部の硬結緩和を目的に施術を行った。

初回の触診では、胃の周囲や季肋部、左下腹部に強い緊張と不快感がみられた。
食事中や食後に症状が悪化することから、腸だけでなく胃も関与していると考え、手のツボに鍼を行った結果、胃の周囲の硬さと不快感が緩和する。次に、腹痛が起こる左下腹部の硬さを緩めるため、足のツボに鍼を行い、下腹部の緊張がほぐれたことを患者さま自身も実感された。施術後は、毎日続いていた昼食後の腹痛が週1回程度に減り、痛みの強さも半分ほどに軽減したとのこと。
2回目の施術で下痢はほぼ改善したものの、今度は便秘気味になったため、便秘やお腹の張りに対する施術を追加した。4回目の施術で便秘が解消し、腹痛も大幅に改善、食事量も少しずつ増やせるようになる。
5回目には薬を飲まなくても症状のない日が増え、昼食におにぎりを食べられるまでに回復。6回目の施術を終える頃には、気になっていた症状はほとんど消え、受験勉強に集中できるようになったため、治療を終了した。
以下ご本人のメッセージ
長い間、悩まされてきた腹痛と下痢が、鍼治療を受けてからどんどん楽になり、今では昼食も普通に食べられるようになりました。
お腹の不安がなくなって、今では受験勉強にも集中できるようになり本当に助かりました。先生にはいつも丁寧にお話を聞いてもらって、とても感謝しています。ありがとうございました。
院長からのコメント
受験勉強へのストレスがきっかけとなり、過敏性腸症候群を発症することはよくある。
今回は高校受験が終わった後も症状が続き、次の大学受験で再び悪化したケースだった。受験間近の来院だったが、数回の治療で症状が改善し、受験当日までに体調を整えることができた。
今後も日々快適に過ごせるようにしっかりとサポートをさせていただきます。
過敏性腸症候群でお悩みなら…
過敏性腸症候群について解説しているこちらのページもお読みください。



医師や研究者からも注目される新発想の鍼技術を一度は体験してほしい…
そんな想いから生まれたキャンペーンです。
今月のご予約枠
ご予約多数のため、新規受付枠が少なくなっております。ご希望の方はお早めにお問い合わせください。
初回は1日2名まで


根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。