足底筋膜炎

足底筋膜炎の症例報告

足底筋膜炎とは

世界的には毎年100万人以上が発症していると言われています。特に40～60代を中心に多くみられ、国内では、年間数十万人規模の患者がいると考えられ、人口の約10％が罹患すると推定されます。

かかとの骨から足の指の付け根にかけて足裏を支える強靭な帯状の組織、足底筋膜に炎症や小さな断裂が生じ、主にかかとや土踏まずに痛みが現れる疾患です。特に朝起きた時や長時間座った後の歩き始めに強い痛みを感じることが特徴的で、歩いているうちに痛みが和らぐことが多い疾患です。

痛みが強くなり治るまでの期間が長引く可能性があります。症状が進行すると安静時でも痛みが生じ、かかとの骨に踵骨棘というトゲのような突起が形成されることがあります。また、痛みが6カ月以上続く難治性足底筋膜炎になり、日常生活が困難になったり、痛みをかばうことで膝や腰に二次的な障害が生じるリスクもあります。

足底筋膜炎は自然に良くなることは稀で、放置することで症状が慢性化し回復が難しくなるため、早期の治療が非常に重要です。

足底筋膜炎の原因

足裏への繰り返しの負荷が主な原因です。ランニングや長時間の立ち仕事、ジャンプ動作などで足底筋膜に微細な損傷や炎症が起こります。また、ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性低下により歩行時に過剰な張力がかかり、さらに扁平足やハイアーチなどのアーチ異常が負担を増します。加齢による組織の柔軟性低下や体重増加、不適切な靴の使用も足底筋膜へのストレスを大きくし、炎症や痛みのリスクを高めます。

足底筋膜炎の主な原因は、さまざまな要素が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

これまでのカウンセリングや検査結果から、次のようなものが足底筋膜炎の原因ということが分かっています。

足底筋膜炎はこれらの原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも足底筋膜炎でお困りの方が来院されますが、原因が一つでないことも珍しくありません。だからこそ、根本改善のためには徹底的な検査が重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

足底筋膜炎でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足底筋膜炎の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

長期服用により胃腸障害などの副作用が生じる可能性があり、根本的な解決にはならないため症状が再発しやすい傾向があります。

装具療法

個人の足に完全に合わせることが難しいことがあり、適合しない場合は症状が悪化する可能性があります。また継続的な使用が必要でコストもかかります。

ステロイド注射

痛みを伴う処置で効果が一時的であることが多く、腱や筋肉を弱める可能性があるため頻繁には行えません。

足底筋膜炎を改善するために

足底筋膜炎を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、一人ひとり異なる足底筋膜炎の原因を明らかにします。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

どこに行っても改善しなかったり、一時的に治ってもまたすぐに再発したのであれば、本物の鍼灸治療を受けてみませんか？

当院の特徴

国家資格を保有する院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、足底筋膜炎の原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院で足底筋膜炎が改善する理由

足底筋膜炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。とくに症状の期間が長い場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。身体の専門家である鍼灸師にお任せください。

足底筋膜炎のQ＆A

足底筋膜炎は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な安静とセルフケアで改善することもありますが、根本原因が解決されなければ再発しやすく、多くは専門的な治療が必要です。

足底筋膜炎の人がやってはいけないことはありますか？

無理な運動の継続、かかとへの衝撃を与える動作、合わない靴の使用、自己判断での冷却や温熱療法は症状悪化のリスクがあります。

温めるのと冷やすのどちらが効果的ですか？

急性期で炎症が強い場合は冷却、慢性的な痛みの場合は温熱療法が一般的ですが、症状に応じた適切な判断が重要です。

再発を防ぐにはどうすればよいですか？

適切な靴選び、定期的なストレッチ、体重管理、足裏の筋力強化、過度な負荷の回避が再発予防の基本となります。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減してから段階的に開始し、まずはウォーキングや水泳など足裏への負担が少ない運動から始めることが推奨されます。

足底筋膜炎が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院での鍼施術を受けて、このような変化がありました。

身体の緊張を解きほぐし、呼吸を整えることを目的にアプローチする当院の鍼治療は足底筋膜炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足底筋膜炎は症状が長引くほど悪化しやすく、再発率も高い症状なので早めの対処が必要です。

これまで多くの足底筋膜炎でお悩みの患者さまと向き合ってきた当院だからこそ分かることがあります。正しく見定めて適切に対処することで身体は変わります。

最後まで責任をもって私が施術を行います。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

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