手首の痛み

手首の痛みの症例報告

手首の痛みとは

厚生労働省の調査では、手足の関節痛・筋肉痛を自覚する人が中高年を中心に多く、手首痛みはパソコン・スマホ普及に伴い特に20〜50代の働く女性で増加傾向にあります。腱鞘炎やTFCC損傷などの診断で年間数十万人が医療機関を受診していると推定されます。

手首の痛みは、手首の親指側、小指側、手首全体にズキズキ、ピリピリ、こわばりといった痛みが続く状態を指します。パソコン作業、子育て、家事、スポーツなどで手首を酷使した後に生じやすく、物を握る、ひねる、持ち上げる動作で悪化します。

痛みが慢性化し握力低下や可動域制限が生じ、日常生活動作が困難になります。進行すると腱や靭帯の断裂、関節の変形や変形性関節症への移行リスクが高まります。

軽度の手首の痛みは自然に良くなることもありますが、放置することで症状が慢性化し回復が難しくなるため、早期の治療が非常に重要です。

手首の痛みの原因

反復的な酷使による腱鞘炎や神経圧迫、怪我、加齢変化、炎症性疾患に分けられます。ドケルバン病では親指側の腱鞘が炎症を起こし、親指を動かす動作で手首外側に痛みが広がります。TFCC損傷は手首の小指側靭帯が捻挫などで傷つき、手首を回す、押す動作で内側痛が生じます。手根管症候群は正中神経が手首のトンネルで圧迫され、握る動作や夜間に痛みやしびれが出現します。変形性関節症は加齢で軟骨が摩耗し、ひねり動作でこわばり痛が強まり、骨棘形成を伴います。関節リウマチは自己免疫で滑膜炎が起き、朝のこわばりと腫れ痛が特徴です。また、骨折後の変形治癒や疲労骨折、ばね指のような腱の引っかかりも痛みを引き起こします。これらはパソコン・スマホの長時間使用、家事やスポーツの反復動作が誘発しやすく、早期診断が重要です。

手首の痛みの主な原因は、さまざまな要素が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

これまでのカウンセリングや検査結果から、次のようなものが手首の痛みの原因ということが分かっています。

手首の痛みはこれらの原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にも手首の痛みでお困りの方が来院されますが、原因が一つでないことも珍しくありません。だからこそ、根本改善のためには徹底的な検査が重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

手首の痛みでお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手首の痛みの場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

症状を抑えるが根本原因を解決せず、長期使用で胃腸障害や腎機能低下の副作用リスクがあります

装具療法

固定により一時的に楽でも筋力低下を招き、長期間使用で関節のこわばりを生じる恐れがあります

理学療法

継続通院と自宅練習が必要であり、方法を誤ると痛みを増強させる可能性があります

手首の痛みを改善するために

手首の痛みを改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、一人ひとり異なる手首の痛みの原因を明らかにします。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

どこに行っても改善しなかったり、一時的に治ってもまたすぐに再発したのであれば、本物の鍼灸治療を受けてみませんか？

当院の特徴

国家資格を保有する院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、手首の痛みの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院で手首の痛みが改善する理由

手首の痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。とくに症状の期間が長い場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。身体の専門家である鍼灸師にお任せください。

手首の痛みのQ＆A

手首の痛みは自然に治りますか？

軽度の使いすぎの場合は安静で改善しますが、数週間以上続く場合は腱鞘炎やTFCC損傷などの可能性があるため早めに医療機関を受診しましょう。

やってはいけないことはありますか？

痛みを我慢して強引に握る、ひねる動作を繰り返すことや自己判断の強いマッサージやテーピングです。炎症を助長したり損傷を拡大させる恐れがあるため、痛みの出ない範囲で安静を保ち、専門家に相談しましょう。

手首の痛みはパソコンやスマホの使いすぎだけが原因ですか？

姿勢不良や筋力不足、ホルモンバランスの乱れ（更年期）も関与します。反復動作に加え、首や肩の緊張が手首に負担をかける連鎖も多く、全身のバランス評価が重要になります。

ドケルバン病とTFCC損傷の見分け方はありますか？

ドケルバンは親指側を押す、拳を握ると外側痛、手首を小指側に傾けると内側痛ならTFCC損傷の可能性が高いです。動作テストと圧痛点で区別可能ですが、正確な診断はレントゲンやMRIが必要です。

手首の痛みが朝強まるのはリウマチの可能性が高いですか？

変形性関節症や使いすぎでも起こります。両側性、全身関節痛、発熱を伴う場合は可能性が高く、血液検査（リウマチ因子、抗CCP抗体）で鑑別してもらいましょう。

手首の痛みが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院での鍼施術を受けて、このような変化がありました。

身体の緊張を解きほぐし、呼吸を整えることを目的にアプローチする当院の鍼治療は手首の痛みと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

手首の痛みは症状が長引くほど悪化しやすく、再発率も高い症状なので早めの対処が必要です。

これまで多くの手首の痛みでお悩みの患者さまと向き合ってきた当院だからこそ分かることがあります。正しく見定めて適切に対処することで身体は変わります。

最後まで責任をもって私が施術を行います。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

5年続いた手首痛から解放されました

親指側の激痛がすっきり治りました

腱鞘炎の引っかかりが鍼で滑らかになりました