ジャンパー膝

ジャンパー膝とは

正確な推定患者数は明確でないものの、スポーツ選手や若い世代に多く、特にジャンプ動作やダッシュを多く行うバスケットボールやバレーボール選手、陸上競技者に多発します。厚生労働省の患者調査でもスポーツ関連膝疾患として多数報告されています。

ジャンパー膝は、膝のお皿の下にある膝蓋腱に炎症が起こり、膝を曲げ伸ばしする動作やジャンプを繰り返すことで痛みが生じる状態です。主にジャンプ動作の多いスポーツ選手に多いですが、日常生活でも痛みが出ることがあります。

治療をせず放置すると、膝蓋腱の炎症が慢性化し、痛みが増すだけでなく、微細な腱の断裂や損傷が蓄積し、膝の動かしづらさやスポーツ、日常動作の制限が強くなります。また、スポーツの引退や生活の質低下を招くこともあります。

ジャンパー膝は自然に良くなることは稀で、放置することで症状が慢性化し回復が難しくなるため、早期の治療が非常に重要です。

ジャンパー膝の原因

ジャンパー膝の原因は、膝のお皿のすぐ下にある膝蓋腱に繰り返し過度な負荷がかかることです。特にジャンプや着地、ダッシュなど膝を頻繁に屈伸する動作で、太ももの筋肉（大腿四頭筋）が膝蓋腱を強く引っ張り続けることで、腱に微細な損傷が生じます。通常、損傷は適切に治癒しますが、負荷が繰り返されると傷が治りきらず、腱内に血管や神経線維が異常に増殖して炎症や痛みが慢性的に続いてしまいます。成長期では骨の成長に筋肉や腱が追いつかず硬くなることも影響し、ジャンプ動作の多いスポーツ選手に多く見られます。日常生活での膝への負担増加や不適切な運動フォーム、筋力バランスの乱れも発症しやすい要因です。

ジャンパー膝の主な原因は、さまざまな要素が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

これまでのカウンセリングや検査結果から、次のようなものがジャンパー膝の原因ということが分かっています。

ジャンパー膝はこれらの原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にもジャンパー膝でお困りの方が来院されますが、原因が一つでないことも珍しくありません。だからこそ、根本改善のためには徹底的な検査が重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

ジャンパー膝でお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ジャンパー膝の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

安静、アイシング療法

安静は長引くと筋力低下を招く恐れがあり、冷やしすぎると血流が過度に抑制され組織の回復が遅れるリスクがあります

物理療法

効果が現れるまでに時間がかかり、根気よく通院する必要があります

リハビリ療法

継続が必要であり、負荷管理が難しい場合があります

ジャンパー膝を改善するために

ジャンパー膝を改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、一人ひとり異なるジャンパー膝の原因を明らかにします。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

どこに行っても改善しなかったり、一時的に治ってもまたすぐに再発したのであれば、本物の鍼灸治療を受けてみませんか？

当院の特徴

国家資格を保有する院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、ジャンパー膝の原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院でジャンパー膝が改善する理由

ジャンパー膝の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。とくに症状の期間が長い場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。身体の専門家である鍼灸師にお任せください。

ジャンパー膝のQ＆A

ジャンパー膝は自然に治りますか？

自然治癒は軽度なら期待できますが、多くは治療が必要です。

痛み止めは効果がありますか？

痛み止めは一時的に効果的ですが根本治療ではありません。

ストレッチは必要ですか？

ジャンパー膝の改善や予防にはストレッチが非常に重要です。特に大腿四頭筋や腸腰筋の柔軟性を高めることで、膝蓋腱にかかる負担を減らし、痛みの軽減につながります。

ジャンパー膝とオスグッド病の違いは何ですか？

オスグッドは成長期特有で痛む場所が異なり、脛骨粗面という膝の下の骨の突出部に痛みと腫れが起きる特徴があります。

再発は多いですか？

再発することはありますが、痛みが消失した後も適切な筋力トレーニングやストレッチ、アイシングなどのケアを継続し、膝への負荷を適切にコントロールすることで再発防止につながります。

ジャンパー膝が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院での鍼施術を受けて、このような変化がありました。

身体の緊張を解きほぐし、呼吸を整えることを目的にアプローチする当院の鍼治療はジャンパー膝と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ジャンパー膝は症状が長引くほど悪化しやすく、再発率も高い症状なので早めの対処が必要です。

これまで多くのジャンパー膝でお悩みの患者さまと向き合ってきた当院だからこそ分かることがあります。正しく見定めて適切に対処することで身体は変わります。

最後まで責任をもって私が施術を行います。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

ジャンパー膝からの復活しました

競技に復帰できました

膝の痛みから解放されました