ほてり

ほてりの症例報告

ほてりとは

更年期の女性の約6〜7割が、のぼせやほてりなどの自律神経症状を経験すると報告されています。 日本では40〜60代女性がおよそ1,000万人以上とされ、そのうち数百万人がホットフラッシュを含む更年期症状で生活の質の低下を感じていると推定されます。

ほてりとは、実際の室温とは関係なく、顔、首や胸などが急に熱くなり、カーッと上半身に熱感が込み上げる状態を指します。 数分続くことが多く、発汗や動悸、不安感を伴うこともあり、更年期のホットフラッシュとしてよく見られます。

ほてりを我慢し続けると、睡眠不足や慢性疲労、集中力低下につながり、仕事や家事の能率が落ちます。 不安感やイライラが強まることで気分の落ち込みやうつ状態を招くこともあり、人前が怖くなって外出や人付き合いが減り、社会的な孤立感が深まるリスクもあります。

ほてりは自然に良くなることは稀で、放置することで症状が慢性化し回復が難しくなるため、早期の治療が非常に重要です。

ほてりの原因

体温調節に関わるホルモンと自律神経のバランスが崩れ、皮膚近くの血管が急に広がって血流が増えることです。 代表的なのが更年期で、女性ホルモン（エストロゲン）が急激に低下すると、脳の体温調節中枢が過敏になり、実際にはそれほど暑くなくても、体温が上がったと誤認してほてりや発汗を起こします。 また、ストレス、睡眠不足や不規則な生活による自律神経の乱れでも同様に血管が拡張し、顔や上半身が熱くなる感覚が出ます。 ほかに、甲状腺機能亢進症のように代謝が過剰になる病気や、高血圧・動脈硬化・感染症・薬の副作用などが背景にあることもあり、その場合は動悸や体重変化、発熱など別の症状を伴うのが特徴です。

ほてりの主な原因は、さまざまな要素が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

これまでのカウンセリングや検査結果から、次のようなものがほてり原因ということが分かっています。

ほてりはこれらの原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

当院にもほてりでお困りの方が来院されますが、原因が一つでないことも珍しくありません。だからこそ、根本改善のためには徹底的な検査が重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

ほてりでお悩みなら、充実した検査と豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ほてりの場合、病院では以下の治療法が一般的です。

ホルモン補充療法

有効性が高い一方で、乳がんや血栓症リスクなどに配慮が必要であり、持病や家族歴によっては適応が限れらます。

漢方薬・非ホルモン療法

効果に個人差があり、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。

生活指導

根気よく継続する必要があり、忙しい人には習慣化が難しい場合があります。

ほてりを改善するために

ほてりを改善するためには、まずは原因究明が何より重要です。原因を取り違えたまま治療を進めても改善など見込めません。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、一人ひとり異なるほてりの原因を明らかにします。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

どこに行っても改善しなかったり、一時的に治ってもまたすぐに再発したのであれば、本物の鍼灸治療を受けてみませんか？

当院の特徴

国家資格を保有する院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。症状が現れている箇所だけではなく、ほてりの原因にアプローチすることでその場しのぎではない施術を経験豊富な院長が行います。

当院でほてりが改善する理由

ほてりの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。とくに症状の期間が長い場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。身体の専門家である鍼灸師にお任せください。

ほてりのQ＆A

ほてりは自然に治りますか？

更年期によるほてりは数年かけて自然に落ち着くこともありますが、その間の生活の質が大きく低下することがあります。強い不調が続く場合は、我慢せず婦人科や内科で原因を確認し、適切な治療やケアを受けましょう。

ほてりの症状がある人が注意するべき生活習慣はありますか？

カフェインやアルコールの摂りすぎ、熱い風呂やサウナで体を過度に温めることは、ほてりを悪化させる要因になりやすいです。夜更かしや不規則な生活も自律神経を乱すため、できるだけ避け、生活リズムを整えることが大切です。

更年期のほてりと甲状腺の病気によるほてりの違いはありますか？

更年期では月経の変化や情緒不安定を伴うことが多く、甲状腺機能亢進症では体重減少や手のふるえ、動悸などが目立ちます。区別が難しい場合は血液検査でホルモン値を確認し、婦人科と内分泌内科の両方の視点から評価することが重要です。

ほてりはストレスだけでも起こりますか？

強いストレスは自律神経を乱し、交感神経が過剰に働くことで一時的なほてりや発汗を引き起こします。更年期など他の要因と重なると症状は強まりやすいため、リラックス法や休息を取り入れ、ストレスケアを行いましょう。

ほてりが落ち着いた後も再発することはありますか？

更年期ピークを過ぎると多くは軽快しますが、強いストレスや睡眠不足、急激な環境変化で一時的に再燃することがあります。体調管理と生活リズムを整えることで再発を最小限に抑えることができ、必要に応じて治療を一時的に再開することも選択肢です。

ほてりが改善せずに悩んでいた皆さまも、当院での鍼施術を受けて、このような変化がありました。

身体の緊張を解きほぐし、呼吸を整えることを目的にアプローチする当院の鍼治療はほてりと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ほてりは症状が長引くほど悪化しやすく、再発率も高い症状なので早めの対処が必要です。

これまで多くのほてりでお悩みの患者さまと向き合ってきた当院だからこそ分かることがあります。正しく見定めて適切に対処することで身体は変わります。

最後まで責任をもって私が施術を行います。一人で悩まず、まずはお気軽にご連絡ください。

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