【突発性難聴】左耳の聴力低下と耳鳴り

突発性難聴で来院された男性（40代/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

2週間前から発症した左耳の聴力低下と持続する耳鳴り

来院に至るまでの経緯

2週間前に突然左耳の聴力低下と耳鳴りを発症。仕事の忙しさや睡眠不足、疲労が重なり、会話や電話で聞き取りづらい。

医療機関で突発性難聴の疑いと診断され１週間入院し治療するも症状は改善しなかったため、他の治療法を探し、当院のホームページを見て来院された。

検査と所見

初回検査結果、所見は以下の通り。

検査、所見結果の分析により、頸部から肩部の筋緊張が顕著である。

施術内容と経過

内耳への血流促進を目的に頸部から臀部周辺の緊張緩和を目的に施術を行った。

初診では首肩の全体的な緊張と臀部のはりが確認された。

治療ではまず全身の緊張緩和のために臀部のツボに鍼を行い、続いて首周辺の緊張軽減を目的に手足のツボに施術を行った。

初回の施術後から自覚的な聴力改善が現れ、同様の方針で施術を継続し回数を重ねるごとに聴力が回復。7回の施術で大幅な改善が得られたため治療を終了した。

以下ご本人のメッセージ

突然耳が聞こえづらくなり、耳鳴りも続いていたためとても不安でした。特に仕事で電話対応や人と話す機会が多く不便を感じていました。

病院での入院治療でも効果がみられず、諦めかけていた中で鍼治療を受けてみました。最初の治療後から少し耳が通る感じがして、回数を重ねるごとに徐々に聞こえ方が良くなっていくのが実感しました。

正直ここまで良くなると思わなかったので、以前のように日常生活や仕事でも支障がなくなり、本当に感謝しています。

院長からのコメント

突発性難聴の症状は発症から治療へのタイミングが早いほど症状回復が期待できることが多く、薬の治療で変化が見られないのであれば、多方面からのアプローチを検討することが重要である。

今回の症例では、全身の緊張緩和を行った結果、段階的に症状回復につながった。

今後も引き続きしっかりとサポートをしていきます。

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