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【更年期障害】原因不明の身体の不調と不安感
更年期障害で来院された女性(50代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
1年以上前から、不眠や不安感、身体の緊張、鼠径部の震え、頻尿、頭痛、食欲不振などの症状が出現している。
2か月前からさらに症状が悪化し、病院や漢方薬でも大きな変化が得られず不安を感じている。
来院に至るまでの経緯
1年前から様々な自律神経失調症状や更年期に伴う不調が現れ、特にここ2か月で悪化したことで日常生活に大きな影響を感じている。
漢方薬でいったん落ち着く様子も見られたが、根本的な変化はなく、もう治らないのではと強い不安を感じ、他の治療法を探しているときに当院のホームページを見て来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 両側後頚部の緊張
- 両側肩甲骨周囲筋の緊張
- 両側脊柱起立筋の緊張
- 息を大きく吸い込むことが困難
検査、所見結果の分析により、後頚上部と背部起立筋の緊張が顕著である
施術内容と経過
後頚上部と背部の筋肉の緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の施術では、後頚部に強い凝りや背部の張り、末端の冷えといった全身の流れの不調を確認した。
治療では、身体全体のバランスを整えることを第一に鍼治療をスタートした。首と背中の凝りには背部のツボに、起立筋の緊張には背部および下腿に鍼を行った。また更年期の影響を考慮して下肢に鍼を施し、のぼせを和らげるために臀部への鍼を行い、呼吸を整えるアプローチも同時に行った。初回の施術後は体が軽くなったと明るい表情で帰宅された。
2回目も同様の治療に加え、頻尿の訴えに対し上肢へも鍼を行った。3回目以降は睡眠に改善の波が見られたので、消化器系にも注目し腹部の調子を整える治療を強化。
6回目には7時間の良質な睡眠が毎晩とれるようになり、頻尿ものぼせも大きく改善し、7回目には主訴のほとんどが解消したため一旦治療を終了した。
以下ご本人のメッセージ
1年以上前からさまざまの症状に悩まされ、病院や薬を飲んでもそれほど改善せずに、これがいつまで続くのかとても不安でした。
鍼治療の前は、病院でさえ治らなかった症状が本当に良くなるのかと不安でしたが、治療を受けていくうちに、一つずつの症状がが軽くなり、眠れる夜や穏やかな日常が増えていきました。
先生にはいつも丁寧に話を聞いてもらい、治療も安心して受けることができました。本当に救われました。同じ悩みを持つ方には、ぜひ鍼治療を受けてほしいと思います。
院長からのコメント
今回の症例は、症状が多岐にわたりすべての症状にとらわれ過ぎずると回復が遅れるため、身体全体の流れを診ていくことが治療効果につながったと考える。今後も体調の波はあるかもしれないが、鍼治療によって回復できるという実感が患者さまの安心や前向きな気持ちの支えとなると思う。
これからも毎日健康に過ごせるようにしっかりとサポートしていきます。
更年期障害でお悩みなら…
更年期障害について解説しているこちらのページもお読みください。



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