お気軽にご相談ください!
【起立性調節障害】朝に腹痛、吐き気とだるさで学校に行けない
起立性調節障害で来院された女性(10代/学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
朝起きた時から腹痛や吐き気、強いだるさに悩まされ、毎朝起きることができず、朝飯が食べられない状態が続いている。
午後になると症状が軽減するため、学校には途中からしか通えていない。
来院に至るまでの経緯
病院を受診しても原因不明と言われる。
なかなか症状の改善の兆しが見えなかったため、少しでも体調を良くしたいという思いで治療法を探しているときに、当院のホームページを見て来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 両側後頚部の緊張
- 両側肩甲骨周囲筋の緊張
- 両側脊柱起立筋の緊張
- 息を大きく吸い込むことが困難
検査、所見結果の分析により、首肩とお腹まわりの筋緊張が顕著である
施術内容と経過
首肩とお腹周辺の筋肉の緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の治療では、全身に強い緊張が見られ、特に肩の力が抜けず、本人も普段からリラックスできていない自覚があった。
まず肩のこりを和らげるために臀部のツボに鍼を施したところ、肩が軽くなり、力が抜ける感覚があったとのこと。また、下腹部やみぞおちにも硬さがあったため、手足のツボにも鍼を行った。
2回目の施術後には、朝予定通りに起きられる日が出てきて、3回目にはお腹の痛みが軽減。4回目には朝の目覚めが良くなり、朝食も食べられるようになったとのこと。腹痛は改善し、吐き気も徐々に和らいできた。
5回目以降は朝起きられる日が増え、8回目には元気に過ごせる日が増えてきた。現在も朝の調子を維持するため、継続的に治療を続けている。
以下ご本人のメッセージ
今までは朝が本当にしんどくて、学校に行くのもつらかったですが、鍼治療を受けてからは少しずつ朝起きるのが楽になり、朝ご飯も食べられる日が増えてきました。
今は体調が安定してきて、朝も不調を感じずに起きれるようになったので、学校にも行けるようになりました。朝から学校に行けるようになって、とてもうれしいです。
院長からのコメント
全身に強い緊張があり、特に首肩やお腹の筋肉が硬くなっていることで自律神経のバランスが乱れていたと考えられる。
通常、夜寝る前には副交感神経が優位になり、朝には交感神経が自然に高まることでスムーズに目覚めることができるが、体が常に緊張しているとこの切り替えがうまくいかず、睡眠の質が下がり、朝の不調や消化機能の低下が起こる。鍼治療で首肩やお腹の緊張を和らげ、リラックスできる体づくりを進めることで自律神経を整え、症状の改善につなげることができた。
今後も安定した生活リズムを維持できるよう、引き続きしっかりサポートしていきます。
起立性調節障害でお悩みなら…
起立性調節障害について解説しているこちらのページもお読みください。



医師や研究者からも注目される新発想の鍼技術を一度は体験してほしい…
そんな想いから生まれたキャンペーンです。
今月のご予約枠
ご予約多数のため、新規受付枠が少なくなっております。ご希望の方はお早めにお問い合わせください。
初回は1日2名まで


根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。