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【上咽頭異常感症】喉の異物感と胸が詰まった感じ
慢性上咽頭炎で来院された女性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
1か月前から喉に錠剤が引っかかっているような違和感を感じ始め、次第にその異物感が常に喉に残るようになる。
さらに、胸にもつかえ感があり、気道が狭くなるような息苦しさを感じる。疲労が強くなると症状が悪化し、以前よりも体力が落ち寝つきも悪い。
来院に至るまでの経緯
喉の違和感を感じ、耳鼻咽喉科で検査を受けたものの異常はなし。
漢方薬を2週間服用し、ピーク時よりは症状が軽減したものの、それ以上の改善が見られず。不眠や不安時には薬を服用中。
他の治療法を探しているときに当院のホームページを見て来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 両側胸鎖乳突筋の緊張
- 頸部屈曲時の稼働制限
- 右側側頸部の緊張
- 両側鎖骨周辺部の緊張
検査、所見結果の分析により、喉と首肩周辺の筋緊張が顕著である。
施術内容と経過
首肩と背部の筋肉の緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の施術では、首を後ろに倒した際に喉の突っ張り感があったため、頚の可動域を広げる目的で足のツボを使用。さらに肩の張りを取るため手のツボにも鍼を行った。施術後には肩がすっきりして喉の奥が楽に感じるとのこと。
2回目は、施術直後に楽になったものの症状の持続は見られ、背部の硬さが影響していると考え仙骨のツボを追加。その結果、喉と胸のつかえ感が半減。3回目には気道が狭くなる感覚が改善し、薬に頼らず3日間は寝つきも良好とのこと。
以降も同様の施術を継続し、5回目の施術前には胸のつかえ感が消失し、症状はほとんど気にならなくなった。薬の服用回数も減少。本人が再発する心配を抱えているため、現在も定期的に来院されている。
以下ご本人のメッセージ
喉の違和感を感じた時はすぐに治るだろうと思っていましたが、日に日にひどくなり耳鼻科を受診しても違和感が残っていました。
常に喉に違和感を感じてこのまま治らないのではないかと不安になり、他の治療法を探して鍼治療を受けることにしました。
治療を受けた直後から喉や胸のつかえ感が和いだのを感じ、鍼治療の即効性に驚きました。治療を重ねていくうちに、息苦しさや寝つきの悪さも改善しました。また、肩や背中の緊張が取れるて体が軽くなり、以前より疲れにくくなったと感じています。
今では薬に頼る頻度も減り、症状が気にならない日が増えてきたことが本当に嬉しいです。今後も再発予防のために通院を続けたいと思います。
院長からのコメント
今回のケースでは、背中の筋肉の緊張が呼吸を浅くし、その結果慢性的な疲労感や不眠の症状を引き起こしていた。頚周りの緊張のみでなく背部の緊張を緩和させることで喉の症状や胸のつかえ感も改善することができた。
今後も毎日快適に過ごせるようにしっかりとサポートをさせていただきます。
上咽頭異常感症でお悩みなら…
上咽頭異常感症について解説しているこちらのページもお読みください。



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