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【発声障害】数年前から声が出しづらい
発声障害で来院された男性(20代/男性)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
数年前から声が出しづらい状態が続き、特に歌うときに困難を感じるようになる。
その後、徐々に日常会話でも声が裏返ったり、喋りづらい状態が続いている。
来院に至るまでの経緯
病院で機能性発声障害と診断され、調子の良い日と悪い日があり、体調やストレス、睡眠の質、起きて最初に発した声がその日の状態に大きく影響する。
右の首肩の強い凝りの自覚もある。ボイストレーニングを受けて改善傾向にはあるものの、完全には治らず他の治療法を調べて当院に来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 右側胸鎖乳突筋の過緊張
- 季肋部の過緊張
- 首の後屈時運動制限
- 肩甲骨内側部の圧痛
- 息を思い切り吸うことができない
施術内容と経過
首から背部の筋緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の治療では、右胸鎖乳突筋および季肋部の強い緊張、首の動きの突っ張りを確認する。
治療では、これら部位を中心に鍼治療を実施。施術後は2日間喋りやすい状態が続いた。2回目の治療では肩甲骨周囲の張りや息苦しさにも着目し追加のアプローチを行った。3回目以降は声の出しやすさが増し、張りや発声の違和感もほぼ消失。背中の緊張をほぐすために腕のツボに鍼を施した。
5回目には肩の張りや声の出しづらさがなくなり調子がいいため、今後は疲労時に治療を行うこととなった。
使用したツボ
以下ご本人のメッセージ
以前は、歌や会話ですぐ声が裏返ったり喋りにくくなることがとてもストレスでした。
鍼治療を受け始めてからは、首や肩の凝りが取れて、呼吸が楽になる実感がありました。声の調子が不安定な日が続き不安もありましたが、鍼治療後は首肩背中の張りが和らぎ、普段の会話がだいぶ楽になりました。体と心の両面で自信が持てるようになりました。また疲れた時は鍼治療をすればよくなるとわかったので気持ちもとても楽になりました。
今後も体のメンテナンスを続け、声が安定する日が増えていくことを期待しています。
院長からのコメント
今回の症例は、首から背中の緊張による発声障害であったと考えられる。肩周辺の張りにより呼吸が浅くなり、声が出しにくい要因にもなっていた。首肩周りの緊張をとってあげることで発声が安定していった。
今後も症状の再発予防のためにしっかりサポートをさせていただきます。
発声障害でお悩みなら…
発声障害について解説しているこちらのページもお読みください。



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