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【胸郭出口症候群】眠れないほどの腕の痛みとしびれ
胸郭出口症候群で来院された女性(30代/主婦)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
3日前から左腕や肩甲骨周辺、中指・薬指・小指にしびれと痛みが生じ、夜も寝られない状態。
赤ちゃんを抱くことが困難で、横になったり深く息を吸うと左胸付近に痛みが走る。
来院に至るまでの経緯
整形外科を受診し「胸郭出口症候群」と診断される。
治療法はなく安静を指示されたが、赤ちゃんがいるため安静もできず、どうにか改善したいと考え、以前逆子の施術を受けた当院に来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 左側肩甲骨内側部の筋緊張
- 左側肩甲骨外縁部の筋硬結
- 左側脊柱起立筋上部の緊張
- 左手のこわばり
検査、所見結果の分析により、首と肩甲骨周辺の筋緊張が顕著である。
施術内容と経過
首肩周辺の筋肉の緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の施術では、子育て中による腕・肩甲骨・胸椎への負担を考慮し、首の動きを確認したところ、前屈で手のしびれが増し、後屈で首に痛み、左へ振り向くと肩甲骨付近に痛みが現れる。さらに首の横に強い緊張も認められた。
首周りをゆるめるために手足のツボに鍼を行い、その結果痛みが大きく軽減。次に中腰で赤ちゃんを抱く際の痛みの軽減にスネ、腰、肩甲骨のツボへと施術を行った。施術終了時には痛みやしびれが約8割軽減し、動作確認でも大幅な改善が見られた。
2回目では症状がほとんどなく、わずかな肩甲骨のこり感を感じるとのこと。
3診目にはごく稀にしびれを感じる程度までに回復。歯ぎしりや噛み締め癖が首や肩、背中にも影響することを伝えると、本人も納得され、以降は肩甲骨の違和感も感じなくなり施術を終了した。
以下ご本人のメッセージ
夜眠れないほど腕や指の痛みやしびれが出て、整形外科に行きましたが、子どもの世話をしながら安静にはできないので、以前お世話になった治療院に相談しました。
治療を受けた直後から痛みやしびれがほとんどなくなり、数回治療をしてもらったら腕の症状は完全になくなました。治療後には子どもを抱くこともできるようになり、呼吸や寝返りをしても痛みはなく、育児がずっと楽になりました。
自分の癖もあるとのことなので、これから気を付けていこうと思います。今回も丁寧に治療をしてくださった先生にとても感謝しています。
院長からのコメント
今回の症状は首、胸椎、肩甲骨の動きの悪さや首の過緊張が大きく影響していたと考えられる。
子育て中はどうしても下を向く作業が増え、手や体に負担がかかりやすい。今回は首の緊張を解消し胸椎や肩甲骨の可動性を高めることで、痛み・しびれともに大きく改善した。自分の身体の力みやすい癖を意識できたことでさらなる改善につながった。
今後も、毎日快適に過ごせるようにしっかりとサポートしていきます。
胸郭出口症候群でお悩みなら…
胸郭出口症候群について解説しているこちらのページもお読みください。



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