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【緊張型頭痛】慢性的な首肩こり
緊張型頭痛で来院された男性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
長年頭痛に悩まされており、半年前からその頻度が増し、左側頭部から後頭部にかけて締め付けられるような痛みが続いている。
さらに頭頂部には常にモヤモヤとした違和感がある。
来院に至るまでの経緯
頭痛がひどくなり脳神経外科でMRI検査を受けたが、結果は異常なし。
処方された頭痛薬も効果がなく、特に仕事が忙しくなった1週間前からは症状がさらに悪化。
家族から鍼灸治療で頭痛が改善できると聞き、当院のホームページを見て来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 後頭部の筋緊張
- 左側肩甲骨内縁部の筋硬結
- 左側脊柱起立筋上部の緊張
- 下腿後部の緊張
検査、所見結果の分析により、首肩周辺の筋緊張が顕著である。
施術内容と経過
首肩周辺の筋肉の緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の施術では、首と肩回りに強い緊張が確認できた。
まずふくらはぎのツボに鍼を行い筋肉の緊張を和らげ、背中に鍼を施したところ、後頭部の痛みが一気に軽くなった。さらに、首の緊張を緩めるために手足と背中のツボにも鍼を施し、側頭部の痛みも和らぎ、首の可動域が拡大をした。
2回目の施術時には、我慢できないほどの頭痛がなくなり、痛みの強さもかなり軽減。入眠しやすくなり、朝の頭痛も楽になったとのこと。首を右に傾けた際に残っていた左首の緊張も、手に鍼を行った結果、可動域が大きく広がり、側頭部の痛みも消失した。
3回目には、ぐっすり眠れるようになり、頭痛も気温の急激な変化があった日の数時間だけになる。首の緊張も左右で逆転していたため、肩首のバランスを整えたところ、状態が安定した。
5回目以降は施術を隔週にし、頭痛は時々感じる程度となり、薬も不要になる。首や肩の可動域や緊張にも左右差がなくなり、半年間隔週で経過を見て治療を終了した。
以下ご本人のメッセージ
長年悩んでいた頭痛が、鍼灸治療によってここまで改善するとは思いませんでした。
特にここ最近は頭痛がかなりひどく薬がないと生活ができないほどだったので、ここまで回復してとてもうれしいです。
鍼治療のおかげで首肩のこりもなくなり、睡眠もしっかり取れるようになり、毎日がとても楽になりました。自分の体の癖を見直すきっかけにもなり、先生には本当に感謝しています。
院長からのコメント
長年続く頭痛でも、体のちょっとしたバランスや筋肉の緊張を整えることで大きな変化が生まれることがある。特に自律神経の乱れが関与する症状では、質の良い睡眠を取り戻すことが改善への大きな一歩となる。
今後も毎日健康に過ごせるようにしっかりサポートしていきます。
緊張型頭痛でお悩みなら…
緊張型頭痛について解説しているこちらのページもお読みください。



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