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【機能性ディスペプシア】ウッとなる胃の膨満感とゲップ
機能性ディスペプシアで来院された女性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
4年前から胃痛が続いており、3年前から胃部膨満感とゲップに悩まされる。
加えてほぼ毎日みぞおちの差し込むような痛みがある。
来院に至るまでの経緯
4年前に胃痛が発症し、3年前に胃痛が憎悪し胃部の膨満感、ゲップが出てきた。2年前に内科で内視鏡検査をするものの器質的な異常はなく、六君子湯の服用で様子をみることとなる。
10か月前に六君子湯を服用をするものの変化がみられなくなったため、他の内科を受診。胃カメラとレントゲン検査の結果、器質的な異常はみられず機能性ディスペプシアと診断される。
みぞおちの痛み、胃のもたれ、食後早期の膨満感で悩まれており、インターネットで当院を見つけ来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 上腹部の張りと圧痛 L<R
- 季肋部の圧痛
- 脊柱起立筋の筋緊張
- 両側胸鎖乳突筋の緊張
- 両側鎖骨周辺部の緊張
検査、所見結果の分析により、みぞおち周辺部の筋緊張が顕著である。
施術内容と経過
季肋部、みぞおち、背中の緊張を緩和することを目的に施術を行った。

初診時の触診で季肋部、みぞおち、背中に硬さを感じた。
初回は下腿のツボ、背部肩甲骨のツボ、頭部のツボに鍼をした。施術後2~3日は薬を飲まなかった。
腹部の膨満感は依然としてあり、ウッとくる感じがあった。
2回目は背部のツボ、下腿のツボ、前腕のツボに鍼をした。施術後かなり楽になり、コーヒーを試しに飲んでみたが問題なかった。3回目は季肋部を緩めるために手のツボ、肩甲骨に付着する筋肉のツボ、脊柱を緩めるために背部のツボに鍼をした。施術後は特に問題なく食事をすることができた。
4回目はケアのためにスネと背中のツボに鍼をした。5回目にはもう何も問題は無くなったため、治療を終了した。
以下ご本人のメッセージ
何年も胃痛や膨満感に悩まされていました。病院で検査をしても特に異常が見当たらず、症状は悪化していっても原因がわからずにとても心配でした。
機能性ディスペプシアと診断されて、治療法を探していくうちに鍼治療で改善できると知りこちらの治療院にお世話になりました。鍼治療を始めてから胃の痛みが軽減していき、胃の不快感もなくなっていきました。
鍼治療でこんなに早く症状が改善することに驚きました。同じ症状で悩んでいる方には、ぜひ鍼治療をお勧めしたいです。
院長からのコメント
この症例は医療機関で異常はないとされたケースである。
器質的な問題はないものの症状は出ることがあるので、触診をしながら筋肉の緊張などを確認し、その筋肉の緊張を寛解させることで内臓機能が高まり、不調が改善していった。鍼治療が機能性ディスペプシアの症状改善において有効な治療であると言える。
今後も引き続きしっかりとサポートをさせていただきます。
機能性ディスペプシアでお悩みなら…
機能性ディスペプシアについて解説しているこちらのページもお読みください。



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