【モートン病】歩くと足の裏が痛み、しびれる

モートン病で来院された女性（50代/主婦）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

半年前から歩行時に左足の足裏に痛みとしびれがあり、特にヒールの高い靴や足に合わない靴を履くと強い痛みが出る。

サンダルや運動靴で短時間歩く分には問題はないが、1時間以上歩くと痛みが増し、日常生活に支障をきたしている。

来院に至るまでの経緯

整形外科でレントゲン検査を受けたものの異常はなく、薬の服用や電気治療も試したが痛みは改善せず。

インターネットで自分の症状を調べていくうちにモートン病の可能性に気づき、さらに鍼治療が効果的であることを知り、当院のホームページを見て来院された。

検査と所見

初回検査結果、所見は以下の通り。

検査、所見結果の分析により、ふくらはぎと腰の筋緊張が顕著である

施術内容と経過

ふくらはぎと腰周辺の緊張緩和を目的に施術を行った。

初回の治療時に歩行動作を観察したところ、左足の着地時よりも蹴り出しや階段を登る際に強い痛みが出ていることが分かった。

ふくらはぎの筋肉がうまく使えていないことが痛みの原因と考え、初回はふくらはぎと腰のツボに鍼を施行い、痛みが3分の1、しびれも半分ほどに軽減した。2回目も同様の施術を行い、痛みは9割ほど改善し、しびれも裸足で歩いた時にわずかに感じる程度になった。

3回目の施術直後にはほとんど痛みやしびれを感じなくなり、治療を終了した。

以下ご本人のメッセージ

長期間続いていた足裏の痛みとしびれが、鍼治療を受けることで短期間で大きく改善して大変驚きました。

これまで好きな靴を履くことや長時間歩くことを避けていましたが、今では痛みを気にせず外出や日常生活を楽しめるようになりました。先生にはいつも丁寧にカウンセリングをしてもらい、大変感謝しています。

院長からのコメント

モートン病は、難治な症状と言われているが、鍼で効果が出る場合が少なくない。今回の症例は、階段を登る時などつま先に体重がかかった状態で痛みが出るため、その動きを作っているふくらはぎの動きを改善するように治療を行い、それが早期改善につながった。

今後も日々快適に過ごせるようにしっかりとサポートをさせていただきます。

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