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【足底筋膜炎】運動後に足底が痛くなり、突っ張り感がある
足底筋膜炎で来院された男性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
4~5か月前からの左足の土踏まずの突っ張り感と痛みが生じる。
バドミントンクラブに所属し、週に2回の練習やトレーニングを行っており、日常生活では足底に張りを感じる程度だが、運動後には左足底がジーンと痛みが出る。1か月前から右足底にも痛みが出現している。
来院に至るまでの経緯
左の足裏の突っ張り感と痛みが出たため、インターネットで足底筋膜炎に有効とされるセルフケアやストレッチを試したが、十分な改善が見られなかった。
1か月前から右足にも症状が広がり、両足底の違和感や痛みを強く感じるようになったため、より根本的な解決を求めて当院へ来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 左側下腿内側部の筋緊張
- 左側腓腹筋内側部の圧痛
- 左側肩甲骨内側の圧痛
- 左足首のこわばり
検査、所見結果の分析により、左右の土踏まずの筋緊張が顕著である。
施術内容と経過
左の土踏まずの筋緊張の緩和を目的に施術を行った。

初診時の触診では、左右の土踏まずに明らかな硬さを確認した。右足底の痛みは左足の影響よるものと判断し、初回は左足のみに施術を行う。
足底の緊張を緩めるため、ふくらはぎのツボに鍼を施すと、施術直後に土踏まずを押しても痛かったところが分からないほどに痛みが軽減した。2回目の施術では、痛みがかかと付近に限局し、痛む範囲が狭くなった。足底の痛みが残る部位に対応する肩甲骨内縁のツボを探ると顕著な反応が見つかり、そこに鍼を行うと足底が軽くなったとのこと。
3回目の施術では左足底の痛みが1割程度にまで減少し、右足底の痛みは消失した。4回目の施術時には、バドミントンの練習やトレーニング後にも全く痛みを感じなくなり、足底の張り感も完全に消失した。
以下ご本人のメッセージ
最初は鍼治療がどんなものか不安もありましたが、先生から症状や治療について丁寧に説明を受けて、リラックスして治療を受けることができました。
初回から足裏の痛みや突っ張り感が驚くほど楽になり本当にびっくりしました。2回目以降も痛みの範囲がどんどん狭まっていくのが分かり、足だけでなく体全体が軽くなったように感じました。
今ではバドミントンの練習後も全く痛みが出ず、試合も思い切り楽しめるようになりました。足底筋膜炎で悩んでいる方には、ぜひ鍼治療を試してほしいと思います。
院長からのコメント
土踏まずの筋肉が硬くなっている場合、ふくらはぎにも同様の筋肉の緊張が見られることが多い。今回のケースでは、ふくらはぎを鍼治療で緩めることで土踏まずの硬さが和らぎ、結果として右足底の痛みも消失したことから、右足底の症状は左足底の状態に大きく影響を受けていたと考えられる。
また、かかとに近い部分に残っていた足底痛は、体全体の重心の乱れが原因の一つと判断した。体幹のバランスを担う肩甲骨内縁に顕著な反応が見られたため、この部分にもアプローチを行った結果、重心が整うことで足底への負担が軽減され、症状の改善につながったと考えられる。
このように、足底の痛みは足だけの問題ではなく、体全体のバランスや筋肉の連動性も大きく関わっていることが示された症例であった。
足底筋膜炎でお悩みなら…
足底筋膜炎について解説しているこちらのページもお読みください。



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