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【突発性難聴】聴力低下と耳鳴りで音が全く聞こえない
突発性難聴で来院された男性(20代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
右耳の突然の聴力低下と、換気扇のような耳鳴りにより会話が困難な状態。
右耳の聴力が著しく低下しており、特に中・低音域での聴力障害が顕著である。
来院に至るまでの経緯
1ヶ月前に突然グルグルするめまいを発症し、耳鼻科の薬で一旦改善した。
2週間前に朝起きたところ右耳に換気扇の音のような耳鳴りを自覚。一時的に治まったものの、4日後に再び耳鳴りを発症し、同時に聴力も急激に低下し会話ができない状態になる。耳鼻科を再診し「突発性難聴」と診断され、ステロイド点滴治療を開始したが、効果が現れず耳鳴りは悪化。
外部の音がほとんど聞き取れない状況になり、インターネットで突発性難聴専門の鍼灸院を探す中で当院の症例を見つけて来院された。
検査と所見
初回検査結果、所見は以下の通り。
- 右耳125Hz 40db(オージオグラム)
- 右耳1000Hz 40db(オージオグラム)
- 右耳4000Hz 8000Hz 60db(オージオグラム)
- 右側後頚部の緊張
- 右側脊柱起立筋の緊張
- 右側肩背部の緊張
- めまい
検査、所見結果の分析により、右頸部、肩部の筋緊張が顕著である
施術内容と経過
内耳への血流促進を目的に頚部から肩、背中の緊張緩和を目的に施術を行った。

初診時は通常の会話ができないため筆談で問診を実施。
1ヶ月前のめまいと突発性難聴の関連性を考慮し、首・肩・背中のツボに鍼を行い、内耳血流改善を目的とした施術を行った。
施術開始から数日後、ドアの開閉音が聞こえるようになり、1週間後には駅のホームアナウンスが聞き取れるまで回復。耳鼻科での聴力検査では低音域が約50dB改善した。
3回目の施術後には、低音域の大幅な改善が確認され、耳鳴りも小さくなり会話が可能になった。4回目の施術後にはテレビやイヤホンの音も聞こえるようになったが、換気扇のような耳鳴りは残存していた。
7回目の施術後には、耳鳴りも消失し、聴力検査でも正常範囲に回復。万全を期してさらに2回の施術を行い、計9回の治療で終了した。
使用したツボ
以下ご本人のメッセージ
突発性難聴と診断されて、ステロイド治療で治ると思っていましたが、難聴と耳鳴りが回復せず悪化していき、とても不安になりました。
鍼治療が突発性難聴に効果があると知り、こちらの病院に来ました。治療を始めてから聴力も耳鳴りもが徐々に回復していき、鍼治療に期待がもてました。
最初は治るか不安でいっぱいでしたが、今では聴力も回復して耳鳴りもなくなりました。鍼治療を受けて本当に良かったです。
院長からのコメント
この症例は発症から2週間と早いタイミングで鍼施術を受けたことが早期改善につながった。
また、今回は突発性難聴の前にめまいが起きており、めまいの影響を考慮した施術が症状改善に有効であったと思う。
今後も引き続きしっかりとサポートを続けさせていただきます。
突発性難聴でお悩みなら…
突発性難聴について解説しているこちらのページもお読みください。



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