椎間板ヘルニア

53daae25692f684b567888bd8abd06a9_m

 

当院にご来院いただく患者様の中には

 

 

肩こりや腰痛、手足のしびれなどでお悩みの方が多くいらっしゃいます。

 

 

病院にて受診した結果、その原因として

 

 

「椎間板ヘルニア」という診断結果をうけた方が大変多いです。

 

 

 

ヘルニアが原因で首や腰が痛いのですから、

 

 

そのヘルニアを取り除かなければ痛みも治るわけないと思っていませんか?

 

 

ちょっと待ってください。

 

 

そもそも、その首や腰の痛みも原因は

 

 

本当に椎間板ヘルニアによるものなのでしょうか?

 

 

 

こちらでは椎間板ヘルニアと診断をうけてお悩みの方のために

 

 

椎間板ヘルニアについて、当院の考えや治療法を書いていきます。

 

 

椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア、herniated disc)は、

 

 

ヘルニアの一種であり、椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態である。

 

 

椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる椎間板が存在している。

 

 

椎間板は中央にゼラチン状の髄核、

 

 

周囲にはコラーゲンを豊富に含む線維輪から成る。

 

 

この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が椎間板ヘルニアである

 

                        (Wikipedia より)

 

 

 

分かりやすく言うと

 

 

『背骨と背骨の間のクッションの役目をしているものが

 

 

何かしらのはずみに外に飛び出しちゃった』状態です。

 

 

この飛び出しちゃったクッションが神経を圧迫するから

 

 

腰や肩などが痛んだり、しびれたりすると考えるひとが多いようです。

 

 

 

しかし、最近の研究では

 

 

ヘルニアは痛みの原因ではないと言われています。

 

 

こちらの資料をご覧ください。

 

 

 

 

資料  TMSジャパン

 

 

1995年に国際腰痛学会で発表された資料です。

 

 

論文では、痛みがない人に検査をした結果

 

 

ヘルニアは76%、椎間板の変性は85%の人に見つかりました。

 

 

 

この結果からも言えるように

 

 

必ずしもヘルニア=痛みとはならないと言えます。

 

 

 

実際、病院でヘルニアと言われた患者さんのお話を伺っていると

 

 

日によって、具合が良かったり、悪かったりする方が多くいます。

 

 

もし、痛みがヘルニアによる神経の圧迫によるものなら

 

 

常に痛いはずですよね?

 

 

ヘルニアはそんなに簡単に、飛び出したり、引っ込んだりしません。

 

 

 

ヘルニアが原因と思っていた痛みやしびれの本当の原因は?

 

 

 

0e84a0aa269dc2fba09f942f5f2c1c23_s

 

 

当院では、椎間板ヘルニアの診断を受けても症状の改善の余地は

 

 

十分にあると考えています。

 

 

当院では、ヘルニアを取り除くことはできませんが

 

 

痛みの原因となっている筋肉や神経系の緊張を取り除くことで

 

 

症状が改善していく例が多くあります。

 

 

ただ、誤解してはいけませんが実際にヘルニアが原因で

 

 

痛む場合もあるし、

 

 

中には緊急に手術が必要な場合があります。

 

 

排尿や排便が困難になった場合や手足に麻痺が生じた場合などは

 

 

すぐに専門の医療機関に受診されることが必要です。

 

 

何かご不明な点やご質問がありましたらお気軽にお問合せください。
このページの先頭へ