2016年4月 30代 女性 大腿部の裏の張り

症例8

来院の一か月前から太ももの裏に強い張り感と重だるさ
を感じるようになった。
ストレッチなどで様子は見ていたがよくなる気配がしなかったので
鍼治療なら治ると思い、インターネットで見つけた当院へ来院。


治療経過と施術内容

腰の前屈時、SLRテストで大腿部に陽性反応が見られた。
また、腰の前屈時にはもも裏だけでなく腰にも痛みがあった。
腰の正常な動きを取り戻すことを目的に、もも裏にあるツボに鍼を
したところ、前屈動作がしやすくなり腰の痛みも軽減した。
続けて、もも裏の張り感をとる目的で腰に鍼をして、
仕上げに活法整体を行い、症状が改善された。


使用した主なツボ・整体
腰眼・殷門・座骨切り


考察

筋肉の硬さにより腰と足の動きの連動が失われていたために痛みと張りが生じていた
この場合、張りの強い局所に直接鍼をしても効果はイマイチなことが多い。
張りを引き起こしている原因をしっかりと見極めて施術をすると
動きも痛みも短期間で改善する。
痛みばかりを追うことなく、動きの改善が大切。

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