2016年8月 30代男性 4年前と同じギックリ腰 

症例 2

以前から腰痛があり4年前に一度ひどいギックリ腰を経験。 その時は一週間動けなかった。 来院の3日前からその時と同じような感じを予感させる痛みを感じ始め不安になり来院。

治療経過と内容

触診にてウエストの高さと脊柱の際に強い圧痛を確認することができた。 膝を抱える姿勢(体育すわり)、立位で後ろに反らす動きで痛みが増強。 歩行も痛みと恐怖心からどこかぎこちない。

それぞれのコリを解消するためにスネと膝にあるツボに鍼をしたところ、 圧痛はほぼ解消し、体育すわり、反らす動きもスムーズになった。 一日置きに3回の施術で痛みの出る動作、圧痛は消失。 不安なく過ごせるようにまで改善したので治療を終える。

使用した主なツボ 玉天R・地機R・豊隆R

考察

腰部周辺の筋肉の緊張により痛みを引き起こしていたと考えられる。 右側にだけ強い痛みがあったのは普段の身体の使い方のクセが強いのだろう。 「体育すわり」や「体を反る」など痛む動作が明確だったので アプローチポイントも限定しやすく早期に改善することができた。 ギックリ腰(急性症状)は間を空けずに施術することが必要。

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