2017年5月 40代男性 座ると発症する腰の痛みと足首のしびれ

症例54

 

来院経緯

 

慢性的に腰痛を抱えていて無理をすると痛みが強くなるということを 長年繰り返してきた。

 

来院の3か月くらい前から仕事中(デスクワーク)に左側の足首周辺に

 

しびれを感じるようになり病院に行ったところ腰の椎間が

 

狭くなっていることが原因の神経痛と診断され投薬と

 

リハビリを行っているが現在まであまり症状の変化はない為、

 

他の治療法も考え神経痛の治療で実績のある当院を見つけ来院。

 

 

症状の経過と来院経緯

 

腰はいつもスッキリせず思い感じが常にある。しびれるのは足首の周りで

 

当院の施術までの待ち時間の間(5分程度)にも腰の痛みとしびれが

 

現れる状態であった。立っていたり、歩いているときに痛みとしびれは

 

現れない。

 

腰の動きを確認すると左膝を抱え込むような動きが痛みの為うまくできずに

 

いたので、スネにあるツボに鍼をするとうまく膝を抱えることができるようになった。

 

続けて骨盤の動きを整えるために背中にあるツボに鍼をして

 

しばらく座ってもらっていたが、治療前に感じていた痛みは軽減し

 

しびれは感じなくなったので初回の施術を終えた。

 

同様の施術を週1回のペースで続けたところ、だんだんと症状も軽減していき

 

6回目の施術後仕事中のしびれもほとんど感じなくなった為、

 

治療を終了した。

 

 

使用した主なツボ

 

地機L・T7(L)

 

同時に施術した症状

 

腰痛

 

 

考察

 

一言に腰痛や神経痛などといってもさまざまなパターンがある。

 

腰痛や神経痛をひとまとめにして同じアプローチをしていたのでは

 

症状の改善率は上がらない。

 

「腰痛」「神経痛」といった症状名だけでなく、患者さん一人ひとりに合わせた

 

解決策をしっかりと判断することが大切。

 

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